はしもと かよこ

昭和59年8月30日生まれ
3児の母
高校を卒業後、看護学校へ進学
 
看護師として
外科系病棟、緩和ケアセンター、クリニック、介護施設等で勤務
10年以上に渡り、数百人の患者様に寄り添ってきた
 
28歳の時
幼少期より知り合いだった夫と結婚
 
待望の妊娠出産だったが、
第一子出産後、心身ともに体調を崩す
 
自身にも子供にも、次々に起こるトラブルに
悩み、落ち込み、苦しみ、周りや自分を責める中で、
 
長年、看護師として患者さんに寄り添い、
様々な【病気】に向き合ってきたが
【健康】へ向き合ってこなかったことに気がつく
 
子育ての悩みをきっかけに
自身が癒えて、
点と点がつながり、
夫と3人のこどもたちと
幸せな毎日をおくっている

 

<資格>

・看護師

・mizukagamiリフレクソロジスト

・米粉ナチュラルおやつアドバイザー

・チャイルドセラピスト

リフレクソロジーをはじめたきっかけ

 

病院での足浴の経験

私が病院で働いていた頃、1番好きだった患者さんへのケアは「足浴」でした。手術やケガ等で、入浴できない患者さんを対象に行うことが多いケアです。施設によっては後回しにされがちなケアかもしれませんが、思いのほか、たくさんの患者さんから喜んでいただけました。

「はぁ〜気持ちがいい」
「あんたにやってもらってよかった」

と患者さんに言っていただいたり、言葉はなくても、治療でこわばっている表情がゆるむ瞬間を見られたときは、とても嬉しかったのを覚えています。

最新の医療機器や医薬品はどれもすばらしいものばかりですが、そのような設備がそろっている病院の現場でも、「温める」ことや「触れる」ことを必要としている患者さんがこんなにもたくさんいる。この現場での経験は、私の意識を大きく変えてくれました。

妊娠中の足裏のケア

その後、妊娠と出産を経験。産後に大きく体調を崩し、母親としてすごく辛い時期がありました。体や心が不調だとなにもかもうまくいきません。ほんのささいなことで機嫌を損ねてしまう自分が嫌で嫌で仕方がなかったことを覚えています。

そんなとき、ふと思い出したのは3人目の子供を妊娠中に体験した足裏のケアでした。妊娠中、とても調子がよく、また心身共によい状態で出産を迎えることができたのは、妊娠中にほぼ毎日行っていた足裏のケアもあったのではと思っています。

これをきっかけに足の裏に秘められた可能性をもっと知りたいと思うようになり、スクールに通いしっかりと勉強をはじめることに。その後、mizukagamiリフレクソロジストの資格を修得。

私ができること

年齢を重ねるにつれてあらわれやすい女性の心身の不調。出産をきっかけに、辛い思いをされている方もいらっしゃるかもしれません。

私が得意だった「足浴」の経験と、
私を支えてくれた「リフレクソロジー」という足のケア方法。

この2つを掛け合わせることで、私にしかできないケアを一人でも多くの方にご提供できたらと思っています。

米粉おやつ作りをはじめたきっかけ

 

長女の食物アレルギー

私が米粉のおやつ作りを始めたきっかけは、長女の食物アレルギーでした。

長女は生まれて5カ月が経ったころから発疹がひどくなり、病院で血液検査をしてもらったところ、卵や乳製品、小麦粉などの「食物アレルギー」体質だということが分かりました。

私は看護師として数年病院に勤めていたのにも関わらず、食物アレルギーに対しての知識はほとんどありませんでした。そのため、自分の無力さを情けなく思う気持ちと、かわいい愛娘を不憫に思う気持ちが重なって、病院からの帰り道は、家に着くまでずっと涙が止まりませんでした。

それからというもの、娘に与える食事にはとても神経を使うようになりました。しかし、娘のことを思い食べ物を制限すればするほど、どこか息苦しさを感じている私がいました。

「おやつって、もっと種類がいっぱいあって、ワクワクするものだよなぁ・・」

ワクワクするおやつ

卵や牛乳、小麦粉を使わない市販品のお菓子の種類は増えています。でも他のお菓子に比べると明らかに数が少なく、どこにでも売ってあるというわけではありません。

市販品が手に入りにくければ、自分で作ってみるしかない。

料理がめっぽう苦手でお菓子は買うものだった私でしたが、このときから「手作り」おやつに興味を持つようになりました。そんな中、「子どもに安心安全なおやつを届けたい」という想いをもち教室をされているharunicoのキコ先生と出会います。そして、砂糖や油といった食品の知識も勉強し、米粉ナチュラルおやつアドバイザーの資格を修得しました。

「かあちゃん、おいしい!」

と言っておやつ食べてくれる子どもたちの笑顔は、今日も私の元気の源となっています。

手作りにこめた想い

おやつ作り初心者だった私でも「おいしい!」「また作ってー!」と言ってもらえるおやつが作れるようになりました。それは、母親として本当にうれしいことです。

しかし、カチカチだったりネチネチだったり、はじめはうまくできませんでした。作ったおやつを子供が食べてくれず、「もう作ってやらない!」と怒ったこともありました・・・。「3時」が大好きな我が家の子供たち、数年前には想像もしなかった手作りおやつのある暮らしを送っていることに、実は私が一番驚いています。

おかあさんが作る温かみのある優しい味を、みなさんの大切なお子さんまで届けられるように。

米粉おやつにご興味を持たれてみえる方へ、米粉の風味豊かなワクワクする「手作り」レシピをお教えできればと思っています。