おもちゃが気に入らないと、大泣きする子供へ
この間、
ゲームの景品に用意してくれていたおもちゃが気に入らない
と、8歳の長女が大泣きしました。
ついには、弟がもらったおもちゃを奪って、
「これは私のだ!」と言い始めたものだから、
弟も怒り始めるという悪循環。
長女は徐々にヒートアップして、
シクシクというよりは、
ワンワン…ギャーギャーと
怒るように泣き続けました。
誰が何を言っても言い返してきて、
いつもは口にしないような言葉も口にして、
ついには、部屋を飛び出して、
小雨の降る中、外へ飛び出していきました。
この日は、家族の誕生日会。
みんなで楽しい時間を過ごしていた中での出来事で、
せっかくの楽しい雰囲気は台無しです・・・。
でも、
私はちょっと安心しました。
いつもは、
6歳下の妹の面倒をみたり、
1年生になったばかりの弟に学校の事を教えたり、
優しくてしっかり者な長女です。
こんなに泣くのは久しぶりでした。
知らず知らずのうちに
抑え込んできたものがあったのでしょうか
子供が誕生してから、
子どもたちが泣き始めた時、
早く泣き止ませようと、
幼少期であれば、
抱っこしてユラユラゆれたり、
少し大きくなってからは、
なだめたり、気を逸らせようとしたり、説得したり、
(あれこれしても泣き止まず、怒っていたことも・・・)
ずっとそうしてきました。
泣き止ませられるのが、「いいお母さんだ」
そう思ってもいました。
でも、今は、
泣き切れるよう、見守るようにしています。
泣いている途中で泣き止ませてしまうことで、
泣くことはダメなこと、そう思い込んでしまったり、
誰かに介入してもらわないと、自分の気持ちを整理できなかったり、
自分の本当の気持ちが分からなくなってしまったり…
子供の頃の関わりが、
その後に大きく影響してくることを知りました。
自分で自分の感情が分かること
自分で自分の居場所を見つけられること
自分自身と繋がることが
生きづらさを随分と軽くしてくれることを
この歳になって体感しています。
子どもたちの誕生は、
私にたくさんのきっかけを与えてくれています