【蒸しパン屋さんへの道】なぜ蒸しパン?
蒸しパンは、
私が長女へ、初めて作れるようになったおやつです。
それまで、
製菓に全く興味のなかった私は、
おやつは買うもので、
手作りしたことはほとんどありませんでした。
長女が5ヶ月の頃、
数々の食物アレルギーが判明して、
絶望感でいっぱいで、
たくさん泣いて、
たくさん失敗して、やっと作れるようになったのが
米粉の蒸しパンでした。
はじめて自分でも、“あ、おいしい”
と感じられたおやつでした。
まだ、言葉の話せなかった幼い長女が
ニコニコ食べてくれたこと、
パクパク食べてくれたこと、
もう1つとおかわりしてくれたのが、本当にうれしかったこと。
今でもよく覚えています。
その後、
harunico キコ先生の元で
卵・乳製品・小麦粉を使わないおやつを勉強して、
何種類かのおやつを作れるようになりましたが、
その中で、ずっと作り続いているのが、蒸しパンでした。
食物アレルギーの状況は多岐に渡ることから、
「アレルギー対応のおやつ」と表現はしませんが、
ひなたのむしパンは、米粉と豆乳の蒸しパンで、
生地に卵・乳製品・小麦粉・ナッツ類は不使用です。
(蒸しパンの具材としてナッツを混ぜる場合もあります。また、その他のおやつにはナッツ類を使用する場合があります。また、製造施設では、卵・乳製品・小麦粉・ナッツ類の使用があります。)
シンプルな材料で作る、蒸しパン
おやつにも、ご飯にもなるような、米粉の蒸しパン
私の子育てにおいて、とても助けられた蒸しパン
みんなにベストでは無いかもしれませんが、
できるだけほっとできる材料で、
今度は、
どなたかが、ほっとできるおやつになるといいなぁ
と、そんな想いで作っています。